第56回業界物故者供養を開催

 4月27日午前11時から、上野公園・不忍池辯天堂境内のめがね之碑前で、「第56回業界物故者追善供養並びに協賛者祈願成就の集い」(主催:東京眼鏡懇話会)が開催された。在京の眼鏡業者約30名が参加し、碑に刻まれた先人達の遺徳を讃えるとともに、眼鏡業界の今後の健全な発展を祈願した。
当組合の山崎親一理事長が「昨年は悲願の国家検定試験が実施され、11月に第1期の眼鏡作製技能士が誕生した。本日は、業界の先達方に良い報告が出来る」と開会の挨拶を述べた。続いて、東京眼鏡懇話会代表の祭文奉奠では、東京眼鏡卸協同組合の冨田洋正理事長が「眼鏡技術者の国家資格制度の制定は、戦前からあったが、長い紆余曲折を経て、今日を迎えることができて大変喜ばしい限りである。悲願達成にご尽力された皆様には深謝申し上げるとともに、この資格制度の継続と発展に向けて、微力ながら協力して参りたい」と国家検定資格「眼鏡作製技能士」について報告。続いて4月19、20日に開催した共同宣伝事業であるワールドオプチカルフェアについて触れ、「天候に恵まれた中、広く全国各地から多数のご来場者をお迎えし、ご商談、ご成約に結びつけることができた」と御礼を述べ、「業界の物故者の皆様に感謝の念を持ち、その冥福をお祈り申し上げるとともに、先人のご遺志を引き継ぎ、これからの業界の未来を信じ、健全な発展を目指して日々の業務に邁進する」と誓いの言葉を述べた。
ご導師の読経と参列者による焼香、ご導師の一言をお聞きしたあと、当組合の杉谷宗彦常任理事の挨拶で午前11時40分過ぎに散会した。


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