【文京支部】
早高一郎さん(サンアイメガネ/文京区西片)



【パーソナルデータ】
生年月日:昭和39年生まれの蠍座
血液型:B型
趣味:読書(現代小説)
モットー:お客様にベストを尽くす!

【本文】2013年3月号掲載
 2013年2月から新メンバーとして組合に加入されたサンアイメガネの早高一郎さん。同店は昭和46年文京区小石川で、早高さんのお父様が創業された。その前はお爺様が大塚駅近くで時計専門店を経営されていたが、お父様の代に移転とともに店を法人組織にされメガネも取り扱うようになった。
 1995年(平成7年)に今の文京区西片に出店され、しばらくは2店舗体制で営業を続けていた。さらに1996年から2008年まで、茗荷谷に出店していたが、今は西片の1店舗のみを残し、お店の切り盛りを早高さんが一人でなされている。
 早高さんは大学卒業後、大手通信会社に入社。サラリーマン勤めを経験された。卒業当時はお店を継ぐつもりはなかったそうだが、それでも頭の隅では「なんとなく継いだ方がいいかな」という思いはあったと振り返る。そこで、1990年(平成2年)に入社し、同時に眼鏡専門学校に通いながら働くことになった。2007年には同社社長に就任され、今日に至る。
 その早高さんのご趣味は読書。芥川賞や直木賞を受賞した作品をはじめ、新聞の書評などを参考に面白そうな現代小説を探して読まれている。特に小説や戯曲、エッセイなど幅広い分野で活躍されている作家の橋本治氏を尊敬されており、同氏の作品がことのほか大好きだと話されていた。
 また、スポーツ関係ではクラブ活動には参加しなかったものの、小中高大まで公営のプールに通い、主に遠泳を楽しまれていた。最近は仕事の関係でずいぶんと機会が減ったそうだが、これまで3qという最長記録を持つ腕前である。
 組合への入会は、「眼鏡技術者の国家資格制度の推進」を応援したかったこと、さらに組合員の亀山寿人氏(城南支部/和正メガネ)との出会いがあり、決断された。特に資格問題については、眼鏡販売や技術に関わる記事や投稿が掲載された読売新聞や朝日新聞、サンデー毎日などの切り抜きをコピーしお客様にお渡しするなど、かねてからその必要性を個店として取り組まれていた。
 早高さんは「メガネは経営面とサービス面のバランスが難しい業種だが、お店が残ることがお客様に貢献すること」を信念にお持ちで、「昔ながらの専門店が減っている今、この地域のお客様が不自由にならないようにしたい」と話す。そして「眼鏡士はメガネを通じて社会に貢献すること」が使命。今後も着実に歩んでいきたいと抱負を語っている。
 

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