東日本大震災被災地支援プロジェクト

3県の眼科医会に「近視用メガネ」を贈呈
 日眼連・東京支部では、大きな被害をもたらした「東日本大震災」の被災地3県(岩手県、宮城県、福島県)の眼科医会からの要請に応え、4月末に近視用メガネを約1600本贈呈させていただきました。
 近視用メガネは既製老眼鏡とは違い、一人一人に合わせて調製すべきものと、私たちは主張しておりますが、今回は被災地の眼科医会の先生方の手を経て、近視用メガネを必要とされる被災者の方々に手渡されるとお聞きし、組合員一同協力し支援させていただきました。
 近視用メガネを調製するにあたり、メガネがなくては大変なご不便を感じる方の度数を想定したり、お顔の大きさや目と目の間の距離なども人それぞれですので、どの度数、どのサイズのボリュームを充実させるかなどを専門医にご相談しながら進めてまいりました。
 また、レンズは大手レンズメーカー4社、フレームとメガネケースは卸商社、眼鏡ふきも専門メーカーからご協力を得たほかに、組合員(63店)や日眼連・千葉支部(5店)、東京に本部をおくボランタリーチェーン(17店)の有志の方々の協力をいただくことができました。本当にご協力いただきました皆様に対して感謝を申し上げます。
 今回の活動は、NHK総合テレビの情報番組「あさイチ」(3月31日放映)とNHKラジオ第一放送「ふるさと通信」(5月18日放送)にも取り上げていただきました。
 その後、岩手県眼科医会、宮城県眼科医会、福島県眼科医会からご丁寧なお礼状が届きましたが、現場のご苦労を知るやまだまだ支援活動は始まったばかりであることをあらためて認識し、引き続き我々が出来る範囲でご支援を継続していこうと考えております。
  (2011年5月25日)

メガネの支援活動をNHKラジオ第一が放送
 日眼連・東京支部(東京眼鏡販売店協同組合)が中心になり取り組んだ、『東日本大震災被災地支援プロジェクト』が5月18日のNHKラジオ第一「ふるさとラジオ」で紹介されました。
 番組の中の「ふるさと元気力」というコーナーで、当日のテーマは「被災地に直接メガネを届けます」。秋田県横手市内にある眼鏡店のボランティア活動を中心にした構成でしたが、「メガネは、乱視や遠視、近視用があり、人によって違います。
はいどうぞというわけにはいきません。専門の技術者の手を経て、装用する一人一人に合わせるもの」と、私たちが日頃主張させていただいているメガネの特質を説明していただき、番組は進められました。
 約10分間にわたる放送の中で、「被災地へメガネを送る支援は他の団体でも行われています。日眼連・東京支部では、近視用メガネを1,600本、岩手県、宮城県、福島県の眼科医会に寄付し、その県の眼科医が被災地を訪れて視力測定した上で提供する活動を行われています」と業界を代表する形で取り上げられました。
 (2011年5月17日)


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