【渋谷支部】
末田広志さん(グラスギャラリー291/東京都港区)https://gg291.com/


【パーソナルデータ】
生年月日:1979年(昭和54年)生まれの乙女座
血液型:AB型
趣味:過去には音楽活動(バンドでドラム担当)と、スノーボード(ウインタースポーツ)。
モットー:特になし。

【本文】2019年8月号掲載
 2019年7月に入会された“グラスギャラリー291(GG291)”は、 福井県内で生産された付加価値の高い魅力溢れるメガネフレームを消費者に紹介するとともに、眼鏡店と産地との橋渡しを行うハブ機能を兼ね合わせた、(一社)福井県眼鏡協会が運営するギャラリー型のアンテナショップ。末田広志氏は、2009年に同協会の東京ショールーム「GG291」店舗責任者に就任され、立ち上げから関わられている。
 一般的な眼鏡店ではなく、福井産地を代表するアンテナショップを立ち上げるにあたり、末田氏が力を入れたのは、様々なシステム作りだった。マーチャンダイジングの構築、人材確保、物販管理マニュアルの作成、会計関係の組立てなど、製品・情報・チャネル・価格のシステム作りを担当し、現在のショップを作り上げたとのこと。
 多彩な面を持つ末田氏だが、ご出身は「青春の門」で知られている九州の福岡県筑豊地区。大学の入学に合わせて上京され、以来ずっと東京で生活をされている。
 末田氏が眼鏡業界と関わりを持ったのは、大学卒業後に夜間の眼鏡専門学校に通いながら、眼鏡店で働き出した時から。もともとデザインに興味があったため、最初の会社は、セルフレームの製造・デザインを手掛ける眼鏡店だった。実はここを起点に、ご自身のスキルアップのために、いろいろな専門分野の資格の取得にチャレンジされている。
 2007年の(公社)日本眼鏡技術者協会の認定眼鏡士SS級から始まり、CG-ARTSのWEBデザイナー検定、(一社)カラリスト協会のパーソナルカラリスト検定、経済産業省の情報処理技術者試験のITパスポート、日本商工会議所の一級販売士検定などだ。
 この中で、WEBデザイナー検定を取得されたあと、一時IT業界に転職された経験もある。「眼鏡店は垣根が高く、入ってみないと分からない。低くするには、店舗の実態を分かりやすく情報発信すること。さらにプロのWEBデザイナー達は、綿密な計画のもと、事前に行うべきプロセスをしっかり考えて行動している。そのノウハウを身につけたいと思った」と転職理由を話している。そして、ここで身につけたスキルがGG291の立ち上げなどに大いに役立つことになったようだ。
 ショップコンセプトに「小売店様の小売店」と謳っているGG291。産地の仕入れがいつでもでき、かつ消費者ニーズや新製品の傾向が確認出来るからだが、組合員に対しは、「事前にご連絡をいただいた上で、ぜひ当ショップを活用し、販促に役立てて欲しい」と話していただいた。

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