【城南支部】
岡田雄二さん(テルミ眼鏡店/大田区蒲田)



【パーソナルデータ】
生年月日:昭和24年生まれの蠍座。
血液型:RHマイナスA型
趣味:映画鑑賞。
モットー:一発逆転。

【本文】2012年1・2月号掲載
 もともとメガネ業界とは縁のなかった岡田雄二氏。奥様が眼鏡店の一人娘だったため、義理のお父様(先代)から、ご結婚の条件として眼鏡店を引き継ぐようにと言われ、眼鏡業界に関わることになった。岡田氏は他業界の仕事を経験された影響からか、時代の先を読むのも早く、古くはパソコン通信、今はインターネットを利用したビジネスを積極的に活用されている。
 テルミ眼鏡店は、山梨県内で修業された先代が開業した店で、初めは大井町や大森などでお店を構え、地元の眼科医からも高い信頼を得る眼鏡店としてご商売をされていた。その後、縁があって今の蒲田でお店を開くことになったという経緯を持つ。
 岡田氏は、昭和49年にご結婚されたが、本格的に他社で修業を開始されたのは昭和53年から。昭和57年に修業を終え、同店に入社した。
 その頃、大手レンズメーカーがオンライン受発注システムを開始。このような動きを見て、いずれはパソコンの時代が来るだろうと考え、パソコン通信「ニフティ」を始められた
 やがて時代はインターネットの時代を迎え、自店のホームページを開設したり、ネット通販部門を充実させていくようになったという。その後、“眼鏡倶楽部”の屋号で「楽天」に出店を開始、今に至っている。
 通販の商品はすべてオリジナル。売れ筋は、ボストン型の一山モデルやモノクル(サンプラチナ素材)という。今の売り上げ比率は店舗販売が10%、ネットが90%で、以前とほぼ逆転してしまったそうだ。
 このほかインターネット関連では、組合の青年部を通じて、組合のホームページの開設や青年部間で行うEメールの導入などにも尽力された。今後は「個店だけでは量販店に対抗できない時代。組合を利用して、量販店対策としての独自商品の企画を考えていく必要があるのでは」と次の目標を掲げていらした。

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