【パーソナルデータ】
生年月日:昭和31年生まれの乙女座
血液型:B型
趣味:ラジコン飛行機、釣り
モットー:お客様の立場になって考える
【本文】2011年12月号掲載
同店は、もともとメガネフレーム職人だったお爺様の小池利明さんが、今から80年以上前にこの地で創業したのが始まり。荒川・足立支部に所属する同じ名前の小池眼鏡店(小池正社長)とは、そのお爺様のご兄弟が始められたお店で両家は親戚筋にあたる。
小池利郎さんは、お爺様→お父様の小池六郎氏の後を引き継ぐ3代目。小学生の頃から家業を継ぐことを志し、大学在学中に眼鏡専門学校に通い始め、何の迷いもなく卒業と同時に入社された。今から34年前のことだ。
その小池さんの趣味である「ラジコン飛行機」は、小学校時代にお父様に教えてもらいながら始めたものだという。一言で「ラジコン飛行機」といっても、小池さんがおやりになっているのは「スタント機」と呼ばれるものだ。翼長、本体長とも約2mほどもある、大きな飛行機をラジオコントローラーで自由自在に操るフライヤーとして楽しまれている。
「スタント機」というのは、宙返りや機体を回転させるロールという技などを楽しむ、いわばアクロバット飛行専用の機種。最高時速160qほどで飛行しながら、いろいろな技を競い合っているという。
国内で権威のある日本無線航空連盟の「RC曲技飛行機検定競技会」の競技にも参加されており、小池さんはこれまで日本全国ランキングで最高25位になったほどの腕前を持つ。
主な練習場所は、千葉県内の河川敷に定休日の日曜日に出かけて練習されている。
しかも、この趣味が高じて、ラジコン飛行機をコントロールするフライヤー専用のサングラスまでも作ってしまったほどだ。
もう一つの趣味は、仕事が終わった後、近くて気軽に行ける隅田川、佃、月島あたりに出かけてシーバス釣りを楽しまれている。
お爺様やお父様は組合事業に熱心に参加されていたが、小池さんの代になり、お店を一人で切り盛りすることが増え、なかなか参加できなくなったと話す。
また、ご商売については、先々代から言い継がれている「良質のものを、正確に作り誠意をもって販売する」……これを今でも頑なに守り続けており、小池さんはお客様から感謝のお言葉をいただいた時が、至福の時であるともおっしゃっていた。
|